平成の寅さん 見た 聞いた 書いた

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日記 「おばちゃんたちの修学旅行」

 3月2日から5日までの3泊4日。
グリーンツーリズムの一環で、農家民泊を体験。

 初日は朝6時にきくちふるさと水源交流館を出発!
 今回はKKT(熊本県民テレビ)のディレクターさんも同行で、この修学旅行の様子は3月28日(水)のテレビタミンで放送される予定。

 おばあちゃま9人、スタッフ6人、テレビさん1人の総勢16人。
 行きはマイクロバスで博多港へ、ついで高速艇ビートルで3時間、釜山港に到着。
 お昼過ぎに着き、早速、釜山港にてビビンバをいただく。

 ここで、通訳兼案内の全国農村技術者協会の事務総長:チェ・ドンジュさんと現地大学に語学留学中のカメラマンの田中さんが、一行に加わる。

 最初に行ったのが、西の海沿い慶尚南道の南海島棚田村。
 ここは、韓国の中でも、都市と農村をつなぐグリーンツーリズムで成功している場所だ。全65世帯で118人という小さな村。
 この内、半数(32世帯)が民泊の受け入れをしており、1件に当たり、およそ年間170万円ほどの収入があるという。15世帯は宿泊のみ、17世帯は宿泊・食事を提供している。 民泊客自体は年間12000人。年間に訪問する人数は、その数十倍だという。

 急な斜面に段々畑が海辺までつづく。

 海辺だけあって、海産物も豊かで、エビのスープにイカのキムチ、太刀魚みたいな魚のソテーに生カキ、あとはいろんな種類のキムチにナムル(漬け物)のオンパレード。

 食後は、お待ちかねのマッコリ(韓国のにごり酒)をいただく。
 村長さんや委員長さんもおいでで、一緒に酒盛り。カンパイの嵐で賑わいました。

 韓国も近代化、都市化で人情味のあるこうした田舎の暮らしに、都会からの人々はいたく感動して、リピーターで何度も訪れ、一緒に田植えや収穫などで交流をしているという。
 言葉はよく通じないが、それでもおばちゃんたちはおかまいなしで、どんどん会話していく。たいしたものだ。

 2日目は、山間地のコクソンのトゥゲ村。
 先の棚田村とは対照的で、本当に田舎の山村地。
 ユネスコ韓国委員会職員のイ・ソンジェさんが、この村に家を買い、ここの前村長さんによくしていながら、ワークキャンプを開催しながら都市住民との交流をはじめた。

 ここの村は30世帯で52人という、さらに小さな村。
 子どもも2人しか住んでいない、高齢化の非常に進んだ村だ。民泊受け入れも3,4世帯と少ない。

 棚田村は、いろんな国の事業や民間も入れながら成功しているところだが、ここは、こつこつと村が歩んでいる感じで、より韓国の農村っぽい。

 山間の村の真ん中に小川が流れ、田んぼが広がる。
 川のそばには、大きな木があり、わらぶき屋根のお休み処がある。

 ここでは、9人のおばちゃんたちが「だご汁」をつくり、西原村から参加のじゅん君が蕎麦を打つ。

 この日3月3日は、旧正月から最初の満月で、夜は村祭り。
 田んぼに竹を立てかけて、火をつける。 いわゆる「どんどや」
まったく同じ風習でびっくり! 願い事を書いた紙を、なった縄に挟み込み、どんどやで燃やす。 縄もみんなでなった。通常は右ねじりだけど、祭りだけは左ねじりでなう。

おばちゃんたちは、
    「やー40年ぶりになったナー」 とかワイワイいいながら、どんどんなう。 こうした作業は、みんなでやると楽しい。

おばちゃんたちを見ていると、ことばは関係なく、気持ちがあれば通じることがよく分かる。

3日目は、青空市で買い物をして、また釜山からフェリーで帰る。
帰りは船中泊。

おみやげは、お決まりの韓国のり。市場も面白くて、みんな、山のようにお土産を買って荷物が倍にもふくれあがる。それらを若者スタッフが運ぶ。

 今まで、菊地では外国からの人を「受け入れる」立場から、今度は「おじゃまする」立場へと変わり、「外国人」はどんなプレッシャーがあるのか、そうしたところも体験されたようだった。

まーなにはともあれ、無事にみんな元気で帰ってこれたのがなにより。

若人はおばちゃんの国境を越えたコミュニケーションに学び、おばちゃんは若者の荷物運び等のヘルプに感謝する。
お互いの長所を認で支え合うツアーだった。

【原文:吉岡潤 風流 編集:小林和彦】
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