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平成の寅さん 見た 聞いた 書いた

【報告】第5回 ふるさと食の樂校

 講師に人吉・ひまわり亭の本田節さんを迎え、今回も 深~く 確かな学びを 得られました。

~ ヒトとヒト ヒトとモノ フード・ツーリズム(食/風土)の原点を探りましょう ~

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 ●建物は昔の豪農のお屋敷

 人吉市、球磨川河畔に、築120年の古民家を移築した風情あるたたずまいの農村レストラン「ひまわり亭」があります。経営するのは、「人吉にこの女性あり」といわれる、本田節さんを中心としたひまわりグループ。本田さんは、郷土料理研究家でもある女性です。

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●交流とボランティアを楽しむ

  結婚後、建築設計事務所経営の夫の仕事を手伝っていた本田さん。あるとき、若い経営者や町おこしグループとの交流の楽しさに目覚めた本田さんは、自らも仲間の女性たちと「ひまわりグループ」を結成、郷土料理を勉強したり、お年寄りに弁当を宅配するボランティア活動をはじめました。そんなとき、乳がんを煩い、1年間の苦しい療養生活を強いられた本田さん、しかし、彼女はただでは起きあがりません。本田さんがつかんだもの、それは「命と食の大切さ」でした。

●ある「出会い」が人生を変えた

 1993年、本田さんは人吉市で開催された「第3回九州女性サミット」の実行委員長を務め、市房漬で有名な湯前町下村婦人会代表・山北幸さんと出会います。山北さんはそのとき80歳。彼女の人柄に触れた本田さんは「人生観が変わった」といいます。「私もこんなすてきな歳の重ね方をしたいと思ったんです」。

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 そして1998年、「ひまわり亭」をオープンさせました。郷土の伝統的な食文化を提供し、同時に女性たちのさまざまな活動や交流の拠点ともなる場です。「安心・安全」な食材に徹底的にこだわるのは命の大切さを実感した本田さんならでは。15名の女性スタッフのうち10名が60歳以上です。「お年寄りの経験や知恵、技はかけがえのないもの。それに敬意を表し生き甲斐を提供するのが私の役目です」。
 「起業」とは業を起こすのでなく、それによって自分も地域も起こされなければならない、そんな本田さんの持論がみごとに体現された「ひまわり亭」。視察や交流の客など年間5万人が全国から訪れ、いつもにぎわいを見せています。

 さらに詳しいレポートは、テープ起こしの後にアップします。

 夕食を兼ねた懇親会と、野菜部の今年度の作付計画を考えるための勉強会が開かれました。菊池地域振興局 農業普及指導課から 深田さんを迎えて、熱心に初心者から農業50年のベテランまで相混じり、勉強することができました。

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<本日の夕食メニュー:各人に取り分けられたもの>
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<バイキング方式で、自由にとって良い品 全7品>
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【案内】 Be Good Cafe全国総会

 ふるさと食の樂校のアルバイトで、きらり水源村に来てくれている、高野清華さんが、窓口となって開催する、全国総会の案内です。
 興味ある方はどうぞ!
Be Good Cafeの詳細は、 http://www.begoodcafe.com/

 
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 『持続可能な社会と平和』に向かって、自分達の出来る範囲から少しずつピースな輪を広げようという目的で1999年に東京で始まったビーグッドカフェも、今では各地にネットワークが広がり、全国十数ヶ所でイベントが行われています。
 今回は、九州ではこれまでの福岡、宮崎や熊本に加えて、長崎、大分、鹿児島でもその輪が広がろうとしていることを踏まえ、九州熊本での開催となりました。
 総会とは言っても決して堅苦しい形式ではなく、参加者のみなさまの情報交換、また交流や互いにつながっていける場を提供できれば、と思っています。興味のある方でしたらどなたでも参加していただけますので、お気軽にお問い合わせください。

 どうぞ下記案内(全国版)をご覧いただければ幸いです。
新年、みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。

高野清華
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【“【案内】 Be Good Cafe全国総会”の続きを読む】

【報告】視察受入 玉名市鍋地区(旧岱明町)

 玉名市岱明町 鍋校区 まちづくり委員会の32名の皆さんが視察に訪れました。

 この委員会では、平成19-21年度の3ヵ年にわたり、地域活性化のために展開する『玉名21の星』事業を作成するにあたって、今後の取り組みの参考にしたい、との旨での研修でした。

 校区単位の取り組みとしては、異例なこの菊池・水源校区の取り組みの6年間を凝縮して、当施設の支配人と指定管理者のNPO法人きらり水源村理事長とで、対応させていただきました。

 ちょうど「ふるさと食の樂校」の開催時間とも合っていたため、火の国未来づくりネットワーク会長でもある、本田節さんと、きらり水源村事務局長で、事業企画チームにも所属する小林から、『地域づくり』の部分については、ご紹介と意見交換を実施しました。

 視察スケジュールは以下の要項で実施しました。
12:00~12:45 昼食@水源交流館 交流室にて
               昼食代800円
12:45~13:15 館内見学 ・・・食後、自由に観覧
13:15~14:00 理事長挨拶、紹介:本田・小林
14:00~15:00 活動内容説明 支配人:遠藤

研修内容の詳細については、これまでのカテゴリ(取材講演視察)をご覧下さい。 20070121131025.jpg

【報告】地域文化発掘調査

 昨日は、熊本大学教育学部 助教授の 春田助教授と 別府大学の大学生とが、この水源地域の調査のためにやってこられました。

 午前、原本村区から地域のおじいちゃん2人に出ていただき、
 午後、細永区から地域のおじいちゃん・おばあちゃん5名に出ていただきました。

 今回の調査は、平成15年度、平成17年度の小木地域における調査の続き、という位置づけでもあるのですが、ここ水源で実施し始めている、『水源郷土学によるマップづくり』や『食の聞き書き調査』にも連なる流れとして、不思議な感じです。

 それぞれに流れていた潮流が、いつしか大きな一本の流れとなって流れてゆくような、そんな感覚にとらわれました。

 報告書をいただいて見る限り、こうした地域文化調査を、地域と交流拠点である交流館と大学とで連携して実施し、地域に残る伝統や風習や暮らし残していく作業の必要性を改めて感じました。
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