平成の寅さん 見た 聞いた 書いた

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ぼくは牛 by 詩人 そっぺさん

ぼくは牛です

 普段はしゃべることはできないんだけど
 今日は特別に人間語を話せる魔法をかけてもらったんだ
 
 今ね、日本の宮崎県っていうところで
 口蹄疫という病気が流行ってるよね

 ぼくら牛とか友達の豚とかヤギとかキリンとかシカとか…
 足の爪が偶数に割れてる動物の間で感染する病気なんだ

 自然界に生きる僕らの仲間が感染してもさ
 大病にはならないんだけど
 家畜として飼育されてるとさ
 なんせ人口密度?家畜数密度?が濃いからさあ
 すぐにドバーっと感染しちゃって

 症状は口とか足とかが水ぶくれになって
 食欲が落ちるから体重が減るんだよね
 そしたら人間にとっては
 肉質が悪くなるとかで価値が下がるみたいで
 そうなると育てる意味がなくなるみたい
 そして感染速度の速い病気だから
 もう、殺すしかないんだって

 一緒に住んでる仲間の1人でも感染してたら
 全員殺されるんだって


 もしも人間界でさあ
 クラスに1人でもインフルエンザに感染したら
 その学校の生徒全員殺します
 社内で1人でもインフルエンザに感染したら
 その会社の社員全員殺します
 町内で1人でも感染者が出たら
 その町の住人全員殺します
 って決まりができたらどうだい?

 

 ぼくらはそんな決まりの中で生きて、殺されていくんだ

 もっとも、その理由で殺されなくったって
 ゆくゆくはもっと恐ろしい目に遭うんだけどさ

 ぼくらを育ててくれてる農家さんは泣くんだよ

 ごめんな
 ちゃんと育て切らないうちに殺してしまうことになって
 ごめんな
 怖い思いをさせて
 ごめんな
 元気なおまえまで巻き添え食わせて
 ごめんな

 って、涙を流して泣くんだよ。

 その光景はきっと日本中の多くの人に
 ぼくらのことをかわいそうだと思ってもらえたと思う

 ぼくらはさ
 どの段階が人間の言う
 ちゃんと育ち切った状態なのか知らないけどさ

 やっと一人前になったかなって思った頃に
 突然トラックがやってきて
 育ててくれた人に手を振って見送られて
 知らないとこだけど恐ろしくて怖いってことは感じ取れる場所へ
 連れて行かれて
 怖くて足がすくんでると電気棒でお尻を叩かれて前へ進まされて
 額に電気ショックを当てられて気絶して
 目が覚めたら足の1本をヒモで縛られて逆さ吊りになってて
 なんだよやめてくれよってもがいてもとれなくて
 のどをズバッと切り裂かれて
 血がどくどくと流れ出して
 ぐるじい、、だずげで… と訴えてるのに
 足とか腕をどんどん切り落とされて体がバラバラになっていって
 意識はいつまでも残っていて…
 こんな一大事なのに誰も助けてくれないし
 育ててくれた人はもう知らん顔だし
 日本中の誰もが知らん顔

 みなさんにお初にお目にかかるのは
 スーパーのパックの中

 ちなみにどんなにバラバラにされても
 意識はちゃんと残ってるんだよ
 だれがどんな風にぼくらを飲み込んだのか
 見届けてるんだ
 胃袋の中に入って消化されたって
 意識は残っているんだよ

 まあそれは今はいいけれど

 ともかく
 そんな切ない最期よりも
 育ててくれた人が涙する目の前で
 血を出さずに殺されて
 運がよければ焼いてもらえ
 その手間がかけられない場合でも
 ちゃんと埋葬してもらえる
 手も足もくっついたまま埋葬されて
 手を合わせてもらえるんだ
 日本中の人からも
 かわいそうね、って思ってもらえる

 この病気で死ぬ方が
 ぼくらにとっては穏やかな気持ちで成仏できるんだ


 今回のできごとはさ
 世界中にいるぼくらの仲間で話し合って
 決めたことなんだよ

 この方法しかなかったんだ

 ぼくらの気持ちを伝える方法は
 これしかもう思いつかなかったんだ

 どんなにたくさんの人間たちに迷惑がかかろうとも
 もうぼくらにはこれしかなかったんだ

 ただ、わかってもらいたい一心だったんだ

 日頃、ぼくらがどんなに悲しい思いをしているのか
 ってことを…


 だからおねがい

 被害額がいくらだとか
 損失がどうだとか
 保障がどうだとか
 畜産業がどうなるとか
 他の業界への影響がどうだとか
 責任は誰にあるのかとか

 その心配をしながらでもいいです

 どうか問題の本質に目を向けてください

 いくら保障をしても
 畜産農家を支援しても
 地域を支援しても
 募金をしても

 問題の本質から目を逸らさないでください

 人間という生物は本当に栄養学的に
 ぼくらを日常的に食べないと生きていけないのか

 ぼくらに対するこのような残虐行為が
 人間どうしの争いに影響を及ぼしていることはないのか

 ぼくらを食べるために飼育することは
 地球の環境にとって最善なのか

 地球上では全ての人に行き渡る充分な量の穀物があるのに
 ぼくたちを養うためにそれが行き渡っていない
 ということはないのか

 ぼくらをこんな風に扱うことによって
 人間としての魂の成長は得られるのか

 …


 援助や募金をするのなら
 畜産農家さんたちが別の職業につけるように
 どうか支援してください

 屠殺業者さんが別の職業につけるように
 支援してください

 精肉業者さんが別の職業につけるように
 支援してください

 ぼくらが家畜制度から解放されるように
 環境を整えてください

 ぼくらを食物として扱わない
 新しい文明をつくる努力をしてください

 
 ぼくにしゃべれる魔法をかけてくれてありがとう


 ぼくらの気持ちをブログや日記、ツイッターなどで
 伝えてくれている多くのみなさん
 ありがとうございます

 追伸:
 ひとつ言い忘れてたことがあったんだけど
 というか、本当は言ってたんだけど取り消してたことがあるんだ
 でも大切なことだからやっぱり言うことにしたよ

 それはね

 ぼくらは人間が大好きだってこと

 ぼくらはね
 人間が大好きなんだよ
 人間のために働くことが大好き
 重い物だって力持ちだから平気だし
 退屈な作業だって飽きずにできる

 一生懸命働いて人間の役に立って
 喜んでもらってかわいがってもらえると
 すっごく嬉しいしもっと役に立ちたいと思うんだ

 ぼくらが人間にできない仕事をやって
 人間たちがぼくらのお世話をしてくれるなら
 ぼくらは死んだあと人間たちに
 食べてもらうことも喜びのうちなんだよ
 ぼくらをかわいがってくれる大好きな飼い主さんが
 食べ物がなくてお腹を空かしているならば
 ぼくは喜んでこの身を捧げるよ

 ぼくらと人間はそういう関係だったんだと思うんだ

 大好きな人のためなら死ねる

 人間のみなさんもぼくらもその気持ちは同じだよ


 長くなっちゃったね
 読んでくれてありがとう

 また魔法をかけてもらって
 お話できたらいいな

 ありがとう

 うしより
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新任者を連れて、あいさつ廻り

今日は、八代農業高校の教員で、4月1日から1年間の研修で、NPO法人きらり水源村で働くことになったという数奇な運命を辿った田添さん(31歳)を連れてのあいさつまわりに、関係機関を訪ねてまわった。

 公官庁の人事異動もだいぶあったので、その把握も含めての、あいさつまわり。

 まずは、菊池市役所からスタート!

 1階は、商工観光課、税務課、農林振興課、そして市民課。
 そして、2階に登って、担当課である企画振興課、さらに、国際交流課、行政改革推進課、男女共同参画課。
 続いて、別棟の教育委員会と社会福祉協議会をまわった。

 その後、菊池地域振興局へ。

 1階の林務課から、2階の総務振興課、農林振興課、教育事務所。そして、最後に局次長室へ。


 続いて、鹿本農業高校、菊池農業高校、そして、菊池養生園と伝承館へ。

 その足で、県立農業大学校に向かって、ちょっと長めのごあいさつ。

 そして、最後に、熊本県庁へ。
 新館に、高校教育課、環境政策課を訪ね、本館で、地域政策課、新幹線元年戦略室、農村整備課、農村担い手支援課を訪ねたところで、いつの間にか5時をまわっていたので終了。
 
 せっかく県庁まで来たので、パンフレット製作を頼んでいる(有)ハンズさんを訪ねて、行脚の旅は終わりました。

 NPO設立から、6年が経ち、多くの行政職員の方々と一緒に仕事をしてきました。
 「なんでかなぁ、、」と思う部分も多々あることはありますが、こうやって振り返ってみると、多くの方々に支えられて、このNPOが成り立っているんだなぁ、、としみじみ感じた1日でした。

私たち、「きらり水源村」のこと


「きらり水源村」は地域の普通のおじさん、おばさんのつくったNPOです。

「いつまでも住んでいたいなあ、、。」「はじめて来たけど、なぜか懐かしいなぁ、、。」という懐かしい未来志向のムラをつくろうとしています。ここに住んできた人とひょんな縁からここに住むことになった人たちが活動を支えています。自分の住んでいる地域でまちづくりを実践していくことは難しいことでもあります。しかし、「このままではラチがあかん」と思った人々は自ら行動し、そしてその行動と結果を残すことで、自分の周りの人を少しずつ変化させていきました。
 
また、私たちは次代を担う子ども達と一緒に行う活動を続けてきました。地域が主体となり、旧校舎跡地を使って「水源子どもの広場」「水源子ども村」「おいしい村づくり」「きらり神楽教室」を開催しています。そして、子ども達に関する活動をきっかけとして、まちづくりに参加しにくい20歳代や30歳代の人も活動に関わってきています。少しずつ活動が『他人事』から『我が事』として実感して理解して協力するようになってきました。

 Think Globally Act Locally「世界をみつめ考えながら地域の活動、足元の活動からはじめよう」という合言葉があります。

 経済や情報のグローバル化が進んだ今こそ、「本物」「本音」「本気」を実感できる活動の場が必要です。そして、その主役には、そこに住む地域住民がなるべきです。自ら調べ、自ら考え、自ら行動する。地域のおばあちゃん・おじいちゃんが先頭に立って活躍する「きらり水源村」の活動は、そういった意味で非常に価値があると思っています。

 私たちの活動の特徴は、集落住民が全戸参加していること。地域に根差していること。校区コミュニティで展開していること。交流・対流を積極的に促進していること。収益活動と公益活動を併せ持つこと。持続可能な地域経営を目指していることです。

 地球温暖化・食糧危機・エネルギー問題等の悲観的な地域や地球の未来に打ちひしがれず、まずは足元にある暮らしの中で我々に必要不可欠な知恵や経験や技を見つめ直し、暮らしの質や家族の幸せを問い直し、経済の自立、食料・木材・エネルギー自給を早期に実現し、地域自治を確立することが最終目標です。そして、自分達の地域を見つめ直すため、自分達の地域に良い点を活かすために、「共感」「志」で繋がる他地域との「ひと」「もの」「こと」交流・対流も積極的に進めています。

 これからも時代や地域のニーズに対応して、地域資源や人的志源を活用して、柔軟な活動を展開していくことになります。 私たちの活動は、応援してくださる会員や寄付が財政基盤となっています。
 
 賛助会員(年会費3万円)、正会員(年会費5千円)、協力会員(年会費1千円)を広く募集していますので、趣旨をご理解の上、協力いただける方はお願いします。もちろん、水源に住んでない方、卒業生でなくても大歓迎です。

師走とはよく言ったもので、、。

 9日、農業高校生98人の集まりを終え、
  その夜、田中優さんを囲んで、福岡&熊本で
   食と農を基盤にNPOバンクを志す人々の集いがあり、

 10日、鹿本農業高校で、田中優さんの講演会。
  その夜、菊池市地域づくり団体の集まり、
   そして、そのまま熊本大学医学部生の
     新入生オリエンテーション合宿の下打ち合わせ。

 11日、天草・御所浦で 熊本ツーリズムを考える
   集まりで事例発表して、おいしい海の幸をがっつり食べる。

 12日、福岡・博多に出て、雑誌「九州のムラ」編集長Y氏、
   そして、トヨタ自動車 Gazoo mura担当者と会って打合せ。
     2月6日 Gazoo muraブロガーの集い、をしようってことに。
  その夜、フットサル九州代表のK君が仲間達とオープンした
    ダイニングバーで 束の間の癒しのひととき。

 13日、朝から、波佐見に移動して、
   九州地域 都市と農山漁村の共生・対流交流会
    そして、九州のムラたび応援団の発足式に参加。
  熊本代表でいきなりスピーチを依頼されて、
    即興で 素っ頓狂なスピーチを披露。

 やっとこさ、今日 長い旅路から 開放されて 
   交流館に戻ると、おいしいムラづくりで
     お餅つきを終えたところでした。

  やっぱり 帰ってくると落ち着きますね。。
   帰ってきて嬉しかったのは、
     北海道から ホタテが届いていたこと!!!!

きらり水源村 10大ニュース

■□■□■□□■ きらり水源村 10大ニュース  □■□■□■□■
 
■第10位■
 ;人形劇団ひとみ座公演「あやうし!ズッコケ探検隊」を菊池市文化会館で共催。菊池内外より300人を超える観客が集まり、楽しんだ。公演前のだご汁とおにぎりの振る舞いや、翌日のワークショップにもたくさんの人が訪れた。
■第9位■
 ;10月にニート・フリーターの若者自立支援に向けた取り組み、1泊2日の「くまもと若者チャレンジ・ワークキャンプ2007」を受け入れ、国際ワークキャンプ、おいしい村づくりで培ったノウハウを多様な体験活動に活かした。
■第8位■
 ;5月より、「水源ボランティアホリデー制度」が開始され、東京・千葉・京都・大阪から若者がやってきて、子ども活動支援・農林業ボランティア・交流館運営・施設整備などの活動をサポートしてもらった。
■第7位■
 ;新規就農受入態勢支援に向けた連携会議、菊池市グリーンツーリズム推進会議の発足、菊池市地域づくり団体等連絡会議の始まり、水源食の文化祭への出品者増加など、菊池市との協働や市全域の個人・団体・企業に取り組みが広がり始めた。
■第6位■
 ;12月に熊本日日新聞「求森力」欄に職員の生き様が連続して掲載された。その他にもイベント取材や特集記事が組まれ、1ヶ月で12件の記事掲載をしていただいた。
■第5位■
 ;3月のおばあちゃんの修学旅行@韓国で始まった韓国・全国農業技術者協会と韓国ユネスコ協会連盟との対流が大きな広がりを見せ、ツーリズム研修やボランティア研修等による新たな日韓交流の可能性(3往復)が見いだせた。
■第4位■
 ;音楽プロデューサー:小林武史、Mr.Children:桜井和寿、坂本龍一が取り組むap bankが主催する音楽&環境イベントの『ap bank fes 07』に融資先として飲食ブースと竹ワークショップを出展した。竹の皮おにぎり弁当1200食が完売。1月14日にはDVDが発売されます!要チェック。
■第3位■
 ;「Gazoo mura」プロジェクト始動。トヨタ自動車のブログでマチとムラをつなげるプロジェクトにブロガーとして参加。12月21日には九州のガズームラ14箇所が水源交流館に集い、交流を行った。
■第2位■ 
 ;国際ボランティアや地域のおじいちゃんによる裏山の竹林整備が進み、ピザ窯・かまど・ティピィが整備されて、交流スペースができて、地産地消の推進や体験活動の幅が広がった。
■第1位■
 ;「きくちふるさと水源交流館」がリニューアル・オープンし、食事提供・宿泊施設・入浴ができる、体験交流施設として、1850名の宿泊客、27263名の来館者など多くの皆さんにご利用いただいた。

■番外編■
 ;水源小学校、菊池東中学校、菊池女子高校卒業の地元出身の常勤職員:茂藤さおりさんが、受付職員として、6月から採用された。
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